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2019-10-21 Fintech

チャレンジ

本コラムを執筆している本日は17日、2019年の「プロ野球ドラフト会議」が行われています。注目を集めていた大船渡高校の佐々木郎希投手は4球団が競合した結果、千葉ロッテが交渉権を獲得。3球団が競合した星稜高校の奥川投手はヤクルトが交渉権を獲得しました。若者の運命がクジ運に翻弄されてしまうため、毎回様々なドラマが生まれるドラフト会議。本日、両球団から指名された二人の投手が意中の球団からの指名であったのか?その胸中を知ることはできませんが、皆が憧れるプロ野球選手への切符。イチロー選手や大谷選手のように、球団ファンの垣根を超え、野球ファン全体をワクワクさせる。そんな選手を目指して、思いっきりチャレンジしてほしいものです。

チャレンジといえば、北國銀行が先月の24日、地域銀行で初となる、クラウド上で展開する新インターネットバンキングサービス「北國クラウドバンキング」をスタートさせました。

新インターネットバンキングサービスは、振込手数料の無償化や、24時間リアルタイムでの振り込みを実現したばかりでなく、スマートフォンでの使いやすさに徹底的に拘ったという点で新たなチャレンジを試みています。将来的には窓口で扱う全ての取引をスマホ1台で対応できるようサービスの機能を拡充する予定とのこと。いわゆる「スマホファースト」の考え方です。もうひとつのチャレンジは、これまで銀行陣に敬遠されがちであったパブリッククラウドを活用したという点。クラウドサービスの利用に対しては、必要以上にアレルギー反応を示してきた銀行陣の考え方に一石を投じる動き。今回の北國銀行の動きは、これまでどうしてもクラウドサービスを使いづらかった取引企業に元気を与える出来事。この動きが、各行にも広がることを期待しています。

さて、ドラフト会議が行われたプロ野球以上にこの秋盛り上がっているのが、ラグビーワールドカップ。予想外と言っては失礼ですが、日本代表は予選リーグを全勝突破!「誰も勝つと思ってないし、誰も接戦になるとも思ってないし、誰も僕らがどれだけのものを犠牲にしたか分からないし、信じてるのは僕たちだけ・・・」。アイルランド戦に勝利した後、SOの田村選手が述べた言葉。なんとも重みのある言葉です。新しいチャレンジに取り組む北國銀行も、私たちには計り知れない犠牲を払っているのかもしれませんね。

さあ今週末は準々決勝の南アフリカ戦。これに勝てば横浜での準決勝へ!実は私、そのチケットを持っているんです。勝ってほしいな!桜のジャージのチャレンジを、この目でまだまだ見ていたい!

(田中記)

 

 

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